ウサギのよくある病気7選|初心者さん向けにやさしく解説

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2026年3月2日

院長の筒井です。

今回はウサギさんをおうちにお迎えしてすぐの方(ウサギ初心者さん)向けに、ウサギによくある病気をまとめました。
うさぎ玄人さん、うさぎ下僕さんも復習がてらぜひ最後までどうぞ。

今回はそれぞれの病気になった際の症状についてまとめました。詳しい内容は今後、不定期で深掘りしていきます。

①消化管うっ滞

よく見られる症状

  • 食事量の低下(牧草やペレットが減らない)食べない
  • 排便量の減少または停止
  • 便の大きさが小さくなる、形がバラバラ、不整になる
  • うずくまって動かない
  • 歯ぎしりをする(腹痛を伴う場合は)

軽度であれば1~3日で改善することもあります。
しかし、
・1日以上まったく便が出ない場合は早急に受診をおすすめします。

②不正咬合

よく見られる症状

  • ペレットなどは食べるが硬い牧草を好んで食べなくなる
  • 食べる気はあるが食べられない
  • よだれが出ている
  • よく顔をくしくししている
  • 便は出ているが大きさが小さくなる

「最近牧草を食べなくなった」は要注意サインです。

③ソアホック(足底潰瘍)

よく見られる症状

  • かかとの毛が薄くなる、脱毛している
  • 皮膚が赤くなっている
  • ひどくなると出血やかさぶた
  • 触られるのを嫌がる
  • 後肢をかばうように歩く

原因として多いのは硬い床、肥満、爪の伸びすぎなどです。
出血や腫れがある場合は治療が必要です。

④斜頸

よく見られる症状

  • 首が片側に傾く
  • 目が揺れている(眼振)
  • ふらつく、転がる
  • 同じ方向にぐるぐる回る

内耳炎やエンセファリトゾーン感染などが原因として考えられます。
急に発症した場合は様子を見ず、できるだけ早く受診してください。

⑤子宮疾患(未避妊メスに多い)

よく見られる症状

  • 血尿のように見える出血
  • 陰部が汚れている
  • 元気、食欲の低下
  • お腹が張っている

高齢になると子宮腫瘍の発生率が高いと言われています。
若いうちの避妊手術が最大の予防になります。

⑥スナッフル(鼻炎)

よく見られる症状

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 前足の内側が濡れている
  • 涙が増える

軽く見えても慢性化すると治療が長引きます。
放置すると中耳炎や斜頸につながることもあります。

⑦膀胱炎・膀胱結石

よく見られる症状

  • 頻尿
  • 血尿
  • トイレで長く踏ん張る
  • トイレ以外で排尿する
  • お腹を触ると嫌がる

ウサギは尿が白く濁るのは正常ですが、
ジャリジャリしている、泥のように濃い、血が混じる場合は検査が必要です。

ウサギさんは具合が悪いことを隠す動物です。
毎日チェックしてほしいのは、食欲、便の量と形、元気さ。

「ちょっとおかしいかも?」それが受診のタイミングです。

気になる症状があれば早めにご相談ください。