院長の筒井です。
今回はウサギさんをおうちにお迎えしてすぐの方(ウサギ初心者さん)向けに、ウサギによくある病気をまとめました。
うさぎ玄人さん、うさぎ下僕さんも復習がてらぜひ最後までどうぞ。
今回はそれぞれの病気になった際の症状についてまとめました。詳しい内容は今後、不定期で深掘りしていきます。
①消化管うっ滞
よく見られる症状
・食事量の低下(牧草やペレットが減らない)食べない
・排便量の減少または停止
・便の大きさが小さくなる、形がバラバラ、不整になる
・うずくまって動かない
・歯ぎしりをする(腹痛を伴う場合は)
軽度であれば1~3日で改善することもあります。
しかし、
・1日以上まったく便が出ない場合は早急に受診をおすすめします。
②不正咬合
よく見られる症状
・ペレットなどは食べるが硬い牧草を好んで食べなくなる
・食べる気はあるが食べられない
・よだれが出ている
・よく顔をくしくししている
・便は出ているが大きさが小さくなる
「最近牧草を食べなくなった」は要注意サインです。
③ソアホック(足底潰瘍)
よく見られる症状
・かかとの毛が薄くなる、脱毛している
・皮膚が赤くなっている
・ひどくなると出血やかさぶた
・触られるのを嫌がる
・後肢をかばうように歩く
原因として多いのは硬い床、肥満、爪の伸びすぎなどです。
出血や腫れがある場合は治療が必要です。
④斜頸
よく見られる症状
・首が片側に傾く
・目が揺れている(眼振)
・ふらつく、転がる
・同じ方向にぐるぐる回る
内耳炎やエンセファリトゾーン感染などが原因として考えられます。
急に発症した場合は様子を見ず、できるだけ早く受診してください。
⑤子宮疾患(未避妊メスに多い)
よく見られる症状
・血尿のように見える出血
・陰部が汚れている
・元気、食欲の低下
・お腹が張っている
高齢になると子宮腫瘍の発生率が高いと言われています。
若いうちの避妊手術が最大の予防になります。
⑥スナッフル(鼻炎)
よく見られる症状
・くしゃみ
・鼻水
・前足の内側が濡れている
・涙が増える
軽く見えても慢性化すると治療が長引きます。
放置すると中耳炎や斜頸につながることもあります。
⑦膀胱炎・膀胱結石
よく見られる症状
・頻尿
・血尿
・トイレで長く踏ん張る
・トイレ以外で排尿する
・お腹を触ると嫌がる
ウサギは尿が白く濁るのは正常ですが、
ジャリジャリしている、泥のように濃い、血が混じる場合は検査が必要です。
ウサギさんは具合が悪いことを隠す動物です。
毎日チェックしてほしいのは、食欲、便の量と形、元気さ。
「ちょっとおかしいかも?」それが受診のタイミングです。
気になる症状があれば早めにご相談ください。







